2013年度の補助金

平成25年3月14日、2013年度の補助金について発表がありました。
最近の景気がやや回復してきているという概念のもと、結果として以下のように引き下げられました。

 

1kwあたりの費用が41万円・・・1kwあたり2万円
1kwあたりの費用が50万円・・・1kwあたり1万5千円

 

とりあえずはピンとこない場合や自宅の補助金について詳しく知りたい場合はまずこちらで確認してみてください。(※よくわからない方は4kwにチェック)

 

郵便番号だけで数秒でできるので、ぜひ確認しておいてください。(住所でも簡単です)

 

自宅の補助金

 

「景気回復」と謳っている一方で、中国の大手太陽光パネルメーカー・サンテックパワーの
破産のニュースもありました。

 

今後の経済も、政策が始まって間もない現在では上昇するか否か、まだまだ未知数です。

 

しかしながら、一度引き下げられた補助金・売電単価が再び上がるとは考えにくいです。

 

売電価格(平成25年度は余剰電力1kwあたり38円)、補助金共に引き下げられ、このままでは太陽光発電市場が縮小しかねません。
太陽光発電メーカーには今後さらなる企業努力が求められます。

2013年の補助金動向

太陽光発電の補助金政策がどうなるかは毎年論議されている注目度の高い論議です。

 

では、2013年以降の補助金制度は更に価格下落をするのでしょうか?それとも違うのでしょうか?

 

今回はこの価格についての検証をして行きます。

 

まず絶対にあり得ないのは、補助金が上がるという事です。この先も、それはまずあり得ないでしょう。
…じゃあ次。

 

そこで、大きな問題は、補助金価格は維持されるのか?下落するのか?という事です。

 

これは経済産業省の過去の経緯を見ていれば、ある程度予想が付きますが、1点だけ考慮しておかないといけないのは、最近の各国内外メーカーの財務状況の悪化です。

 

財務状況の悪化:海外の場合

太陽光発電 2013年度の補助金(平成25年度)

海外のパネルメーカーについては、国内の太陽光発電設備の価格下落が要因ではなく、海外のパネル価格が大きく下落した事に起因しています。

 

特に、EUでの太陽光発電普及政策は軒並み後退しており、急激な価格下落が、元々メーカーの採算性を悪くしていました。

 

そこへ追い打ちを掛ける様に、各国の助成政策が勢いを失い、急激に売りさばけない在庫が大量に増加し、どのメーカーも厳しい経営環境にあるのです。

 

財務状況の悪化:国内の場合

国内メーカーは少し事情が異なります。円高で、苦しい経営環境が元々あった事が財務体力を失わせ、太陽光パネルの価格下落に競争力を持つ程のポテンシャルが失われているのが原因です。

 

この状況下では、国内の更なる価格下落を望むのは困難で、太陽光発電設備の価格下落が望めない中で、補助金等の助成金のみを下落させるという事は、需要の衰退を招く事は確実です。

 

この様な状況を踏まえて、2013年の助成金は下落をすることなく、2012年と同様の内容の売電価格、補助金、が継続して実施されると予想されていました。

 

2013(平成25)年度の決定と今後

各メーカーの厳しい財務状況は急激な回復が見込めません。
しかし、安倍首相の経済政策で「株価上昇」等、景気上昇の兆しが見え始めています。

 

元々経済産業省は
「行く先5年程度で買電と売電の水準を同水準にしたい」
と早期に表明していましたので、この方針転換は過去の推移からして変更する事はあり得ないでしょう。

 

太陽光発電 2013年度の補助金(平成25年度)

ですから、太陽光発電設備購入者の目線で考えれば、現在の状況は「購入を急ぐ必要性はありませんが、待って得をする要素が現状あるとも言い難い」状況で有るのは確かです。

 

今後メーカーの価格低下が起こる可能性は低く、経済産業省が購入者に魅力的な補助金政策を打ち出したとしても、どの程度その効果があるかは未知数です。

補助金引き下げのもう一つの理由

今年度、補助金が引き下げられたのには、実はもう一つ理由があります。

 

太陽光発電普及拡大センター(通称J−PEC)の公式ホームページで「補助金の申込期限」の確認をすると、こんな一文がありました。

 

補助金申込額が予算の範囲を超えた場合は、その前日をもって申込受付を停止します。

 

「平成26年3月31日(日)」までが、本来の申し込み期限ですが、早期終了もあり得るということです。

 

問題は「補助金の予算はどのくらい<あるのか」/span>ですが、実は公表されていません

 

というのも、「平成25年度は○○億円」と、計上されていないからです。

 

太陽光発電 2013年度の補助金(平成25年度)

昨年度(平成24年度)の予算編成の際平成24年度と25年度合計で約870億円と、一体的な運用だったため、2013(平成25)年度改めての計上は行われませんでした。

 

結果、平成25年度は、「昨年の残り」での補助金交付となるため、早期終了の可能性があります。

 

しかし、あまりにも早い時期に終わるわけにもいかず、できるだけ年度内は持たせたいJ−PECは交付金額引き下げることで、「早いもの勝ち」を防いでいる、と読み取れます。

 

ちなみに、2012(平成24)年度の申し込み件数は公表されていますが、補助金交付金額は公表されていません。

 

J−PECからは

「早期終了の可能性が濃くなった場合は、J−PEC公式ホームページで何らかの発表をする」
と回答いただきましたが、すぐに情報が浸透するかは疑問が残ります。

 

太陽光発電の設置を検討している方は、補助金の動向にも十分注意を払って、「間に合わなかった」とならないようご注意ください。